◇新たなる純米酒の存在意義を求めて挑戦した酒です。
文化3年、1806年創業。水がお酒に変わったという話で有名な、養老の滝がある養老町に蔵はあります。この養老の地を行幸した元正天皇が、醴泉は美泉なり、もって老を養うべしと評したことから、養老という名前、そして蔵の代表銘柄である醴泉は名づけられました。あか抜けて品格のあるお酒を目指しており、醸した時に凛とした緊張感のある味、うっすらと上品な香り、疲れずに飲み続けられるお酒を目標にしています。その酒造りは、伝統的な手造りと機械化の融合。科学的な数値管理などから、手造りのいいところは残し、機械の方がいいところは機械化し、何がベストか見極めた酒造りを行っています。